【アパレル業界史上最悪の事故】サスティナブルな映画

あなたが今着ているその服…”真のコスト”は?

巣ごもり映画

こんにちは!
マーケティング担当のムラオカ(サスティナブル初心者)です!

自粛期間中、動画配信サービスと仲良くなっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おうち時間を使って学べるサスティナブルな映画をご紹介します(´◉◞౪◟◉)b!

『The True Cost』

2015年に公開された『The True Cost』は、ファストファッションを中心に”今私たちが着ている服はどこで誰がどのような環境で作っているか”を追ったドキュメンタリー映画。

2013年にバングラデシュの首都ダッカで起こった、衣服生産ビルの倒壊をきっかけに作成されました。

倒壊したビルは8階建てで5つの縫製工場が入居。

違法に建築された建物のため壁や天井にはヒビが入り、警察からも退去命令が下っていました。

しかしビルのオーナーは聞く耳を持たず、工場のマネージャーも従業員に「退去すれば解雇の可能性がある」と伝える始末。

その結果、3500人を超える死傷者を出してしまう“アパレル業界史上最悪の事故”を引き起こしてしまいました。

安くてかわいい服!だけど生産環境は?

バングラデシュの街並
バングラデシュの街並

悲惨な事故ですが責任は誰にあるのでしょう?

ビルのオーナー?工場のマネージャー?
もちろんこの方達にも責任はありますが、私達「消費者」もこの事故を招いた1つの要因と言えるのではないでしょか?

このビルに入っていた縫製工場は、世界中のファストファッションブランドから膨大な発注を受けており、そのなかには日本のブランドも含まれていました。

ブランドはできるだけ販売コストを抑えるために賃金が安い地域に仕事を発注し、仕事を受けた工場は生産コストを抑えるために安価で違法な建築で規模を拡大。

そして私達は、豊かとは言えない環境で生み出された安価なアパレルアイテムを、そのような背景を知らないまま買い続けています。

さて、あなたが今着ている服は誰がどんな環境で作っているのでしょうか?

従業員たちの労働環境

ミシン

このような環境で働く従業員たちは貧困層ばかり。

倒壊したビルとは別の縫製工場で働いていた女性は、月4,000円にも満たない給料で働いていました。

「縫製工場の給料は1ヶ月3000タカ(1タカは約1.3円)で、夜勤は1000タカ。最近は賃金未払いで、暴動が起こることもしばしばある。家賃や食費を賄うのが精一杯で、息子を学校へ通わせることはできそうにない」とアスマは言う。

引用元:現代ビジネス

翌日に倒壊の恐れがあるビルだろうが、働かなければ生きていくことは困難。

すべてのファストファッションがここで作られているわけではありませんが、安いアパレルアイテムの裏側には過酷な労働環境があるのかもしれません。

サスティナブルが守るのは環境だけじゃない

海外の縫製工場

この事故をきっかけに、縫製工場のための国際合意の創設や欧米企業勢による『バングラデシュ労働者安全同盟』が発足されました。

工場の建物強度や衛生面、防火機能など必要な基準を満たすための補助も行われ、労働環境は少しづつ改善していっているようです。


我々も安さばかりではなく品質を重視し、ひとつのアイテムを使い続けることで大量消費を見直すことが可能です。

遠い外国の話・・・ではないのですよね。
私達の消費活動や意思が変われば、ブランドはそれに応えようと動き出すはず。
ならば、それはどういう形がいいのか?考えさせられますね。
一緒に少しずつサスティナブルを意識していきませんか?

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