
こんにちは!
マーケティング担当のムラオカです!
10月26日に菅総理が所信表明演説をし、「我が国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする(以下略)」と表明されました。
温室効果ガス…聞いたことあるけど説明しろと言われたら…ねぇ?
正直大気圏にあるってことしか知らないです。
ということで
「温室効果ガスってナンノコッチャ」
を一緒に解決していきましょう!
温室効果ガスとは

地球の周りには地球を包み込むように”大気”が存在します。
そしてその大気には二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素などが含まれており、これらのガスを『温室効果ガス』と呼びます。
温室効果ガスは太陽の熱を地球に封じ込め地球の気温を保つ効果があり、これらがなければ地球の気温は-20℃程に下がってしまいます。
「ぬくいならええやん」
と思う関西人もいるかもしれませんが、温まりすぎると『地球温暖化』に繋がりますね。
地球温暖化についてはみんなしっているだろうs…え?知らない?
じゃあ地球温暖化についても説明しちゃいましょう。
地球温暖化でどうなる?
地球温暖化が進むと氷河融解や海面上昇が顕著になります。
また、気温が上がりこれまでの降水パターンや積雪の時期がずれ始めると、熱波や干ばつに見舞われることも。
異常気象が増え、生態系が崩れ、作物にも影響を及ぼし、人間の生活も大きく左右されてしまいます。
温室効果ガスの排出を地球温暖化につながるのはこういうことだったんですね。
人間が作り出す温室効果ガス

日本には『地球温暖化対策の推進に関する法律』があり、その中では以下の7種類が温室効果ガスとして指定されています。
・二酸化炭素
・メタン
・一酸化二窒素
・ハイドロフルオロカーボンのうち政令で定めるもの
・パーフルオロカーボンのうち政令で定めるもの
・六ふっ化硫黄
・三ふっ化窒素
あまり馴染みがないモノもありますね。
ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六ふっ化硫黄、三ふっ化窒素について見ていきましょう
■ハイドロフルオロカーボン
冷蔵庫などの冷媒に使用されるハイドロフルオロカーボン。
経済産業省のHPを見てみると、ハイドロフルオロカーボンとはフロンの一種で、塩素を持たない「代替フロン」のこと。
ハイドロフルオロカーボンの他にクロロフルオロカーボンとハイドロクロロフルオロカーボンがありますが、ハイドロフルオロカーボンだけがオゾン層を破壊しないという性質を持っています。
ところがどっこい。
ハイドロフルオロカーボンは二酸化炭素の数百倍~数万倍の温室効果があり、地球温暖化にバッチリ貢献しています。
■パーフルオロカーボン
こちらもフロンの一種。
公益社団法人 日本冷凍空調学会のHPによると
フルオロカーボン(フロン)類に属する化学物質で、炭化水素の水素を全部フッ素で置換したもの
公益社団法人 日本冷凍空調学会
だそう
そしてこのフルオロカーボンを”冷凍空調でおなじみの冷媒として”大きく3つに分けると、
先程登場したハイドロフルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、ハイドロクロロフルオロカーボンになるようです。
■六ふっ化硫黄
絶縁性能を持つ六ふっ化硫黄は、ガス遮断器やガス絶縁開閉装置など多くの電気機器に採用されています。
■三ふっ化窒素
半導体や液晶製造装置用クリーニング剤などに採用されています。
こうしてみると、温室効果ガスは人間の営みによって生み出されたものがほとんど。
便利な世の中になっていく一方で、地球温暖化はどんどん進んでいるんですね。
少しづつできることから

ブランディアでは現在『廃棄0』を目指してサービスを提供中。
みなさんもできることから少しづつ、改めてサスティナブルを意識して見ませんか